映画版『悪魔の手毬唄』あらすじとロケ地訪問

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1977年に映画化された
『悪魔の手毬唄』のあらすじは
原作に最も近いのではないでしょうか。

金田一耕助役の
石坂浩二さんはもちろんですが、
若山富三郎さんも
味があって惹きつけられます。

是非一度、
観られることをお勧めします。

ドラマ版では見られない
豪華キャストの演技が光っています。

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映画版『悪魔の手毬唄』 キャスト紹介

『悪魔の手毬唄』は
『犬神家の一族』に続く、
1977年の市川崑監督の映画です。

忘れもしませんね。
宣伝のため、撮影現場の岸恵子さんに
生放送番組がインタビューした時、
「わたし今回、犯人役ですの。」
て言っちゃったんです。

以降、東宝の宣伝は
「犯人は誰だ?」路線から
「なぜ罪を犯したのか?」に
切り替わりました(笑

では、キャストの紹介です。
()内の数字は
公開当時の年齢です。

 

金田一耕助…石坂浩二(36)
石坂浩二

 

磯川警部…若山富三郎(48)
若山富三郎

 

立花捜査主任…加藤武(48)
加藤武

 

青池リカ…岸恵子(45)
金田一が逗留する亀の湯の女将。
岸恵子

 

青池歌名雄…北公次(28)
リカの息子。
北公次

 

青池里子…永島暎子(22)
リカの娘、歌名雄の妹。
永島暎子

 

由良泰子…高橋洋子(24)
歌名雄の恋人。
高橋洋子

 

仁礼文子…永野裕紀子(22)
永野裕紀子

 

別所千恵…仁科明子(24)
国民的スター。
仁科明子

 

右から
由良敦子…草笛光子(44)
泰子の母。
別所春江…渡辺美佐子(45)
千恵の母。
司咲枝…白石加代子(36)
文子の実母。
草笛光子・渡辺美佐子・白石加代子

 

権堂医師…大滝秀治(52)
大滝秀治

 

多々良放庵…中村伸郎(69)
中村伸郎

 

お幹…林美智子(38)
亀の湯の手伝い。
林美智子

 

由良五百子…原ひさ子(68)
由良の隠居。
原ひさ子

 

映画版『悪魔の手毬唄』 あらすじネタバレ

ここのあらすじは
犯人の名前などネタバレが
ありますので未見の方は
注意してください。

由良の隠居

 

昭和27年冬。

金田一耕助
岡山県の鬼首村にやって来た。

逗留しているのは
亀の湯という温泉旅館で、
女将は青池リカ

この青池リカの夫・源次郎
20年前に恩田幾三と名乗る
詐欺師に殺され、
犯人とされる恩田は
未だ捕まっていない。

当時
捜査を担当していた磯川警部
金田一に解決してほしいと
依頼してきたのだった。

リカには歌名雄子の
ふたりの子どもがいる。

兄の歌名雄は
由良家の泰子と結婚を願いますが、
母親のリカはいい返事をしない。

妹の里子は可哀想に
生まれつき体の半分に赤痣があり、
蔵からほとんど出ることはなかった。

調査を始めた金田一は
庄屋の末裔、多々良放庵と知り合う。

そして金田一は放庵の元妻の
「おはん」だと名乗る
不気味な老婆に遭遇するが、
おはんは既に死んでいるのだ。

すわ、何かあると放庵の庵へ行くが、
吐血の痕跡だけで放庵は行方不明に。

そんな怪しい空気の村に
国民的スターとなった
別所千恵が戻ってきた。

悪魔の手毬唄相関図

千恵の歓迎会が行われる最中、
泰子が行方不明になる。

翌朝、泰子の遺体が見つかるが
口に漏斗をくわえさせる細工がしてあった。

うちの裏の前栽(せんざい)に
雀が三羽とまって
一羽の雀のいうことにゃ
おらが在所の陣屋の殿さん
狩好き酒好き女好き
わけて好きなが女でござる
女たれがよい枡屋(ますや)の娘
枡屋器量よしじゃがうわばみ娘
枡ではかって漏斗で飲んで
日がないちにち酒浸り
それでも足らぬとて返された 返された

 

そして仁礼家の文子も殺され、
遺体の頭上には
竿秤と大判小判の細工が。

二番目の雀のいうことにゃ
おらが在所の陣屋の殿さん
狩好き酒好き女好き
わけて好きなが女でござる
女たれがよい秤屋(はかりや)の娘
秤屋器量よしじゃが爪長娘(つめながむすめ)
大判小判を秤にかけて
日なし勘定に夜も日もくらし
寝るまもないとて返された 返された

 

唯一手毬唄を知っていた
由良家の隠居が金田一に披露する。

おそらく手毬唄は3番まであって、
「錠前屋」だと予測した金田一は
「錠前屋の娘=別所千恵」の警護を
磯川警部に頼み、
調査のため神戸に行った。

 

千恵は詐欺師・恩田の娘なのだが、
ここにきて泰子も文子も
恩田の娘だと知れるのだ。

つまりこの3人は
腹違いの姉妹ということになる。

三番目の雀のいうことにゃ
おらが在所の陣屋の殿さん
狩好き酒好き女好き
わけて好きなが女でござる
女たれがよい錠前屋(じょうまえや)の娘
錠前屋器量よしじゃが小町でござる
小町娘の錠前が狂うた
錠前狂えば鍵あわぬ
鍵があわぬとて返された 返された

ところが3番目に犠牲になったのは
千恵ではなく里子だった。


混沌とする捜査の中、
金田一は恩田の写真を手に戻って来た。

泰子の母・由良敦子
文子の実母・咲枝
千恵の母・別所春江
その写真に写っているのは
恩田だと証言する。

しかしこの写真に写っているのは
青池源次郎だ。

源次郎と恩田は同一人物。

ということは、
泰子、文子、千恵、歌名雄、里子は
兄妹だということになるのだ。

 

20年前と今回の事件の犯人は
リカだった。

夫・源次郎の裏切りに激高し殺害、
それを目撃した放庵に強請られ続けた。

20年経ち、
息子の歌名雄が結婚したいと言った
相手は腹違いの妹だ、
許せるわけがない。

泰子を殺し、
その罪を放庵に着せようとしたのだ。

しかし千恵と間違えて
我が子を殺めてしまった。

罪を認め、
リカは人喰い沼に身を投げ、
事件は終わった。

―完―

細かな設定以外は
ほぼ原作通りのストーリーでした。

冬景色の方が
物寂しさがあって良かったです。

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映画版『悪魔の手毬唄』 のロケ地みつけた

 

 

 

 

 

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