『犬神家の一族』本当のストーリー 犯人はあの人!

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『犬神家の一族』は何度も映像化され、
あのスケキヨマスクと
湖から突き出した足が
インパクトありすぎて
誰が犯人だったか覚えていますか?

そこで犬神家の一族のストーリーを
簡単にまとめてみました。

犯人の名前など
ネタバレ内容が含まれています。

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犬神家の一族のストーリー(ネタバレ内容あり)

昭和2X年2月18日、
信州財界の大物
犬神佐兵衛(サヘイ)が亡くなった。

佐兵衛の遺言書は
長女・松子のひとり息子
佐清(スケキヨ)が
戦地から戻って来てから
発表されることになっていた。

佐兵衛にはそれぞれ
母親が違う娘が3人いた。

長女の松子、次女の竹子、三女の梅子

そしてそれぞれが一人の息子をもっていた。

犬神家家系図

第一の殺人

佐兵衛の死から八ヶ月後の10月。

金田一耕助
那須湖畔のホテルに来ました。

その彼の目の前で
野々宮珠世(タマヨ)が乗ったボートが
沈んでしまいます。

ボートには細工した跡があり、
珠世が誰かに
命を狙われていることを知ります。

珠世と別れた金田一がホテルに戻ると
男が毒殺されていました。

殺されていたのは
古館法律事務所に勤める
若林豊一郎という男で
金田一をホテルに呼び出した人物でした。

古館法律事務所の所長・古館恭三
犬神家の顧問弁護士です。

若林は誰かに買収され
佐兵衛の遺言書を盗み見したらしい。

だから金田一に
「犬神家に容易ならざることが
起きそうなので調べてほしい」
と手紙を送ったのだ。

先行きに不安を感じた古館は
金田一に遺言書公開の場に
立ち会うよう依頼する。

 

佐清の復員と遺言書

松子の息子・佐清が
ビルマから戻って来ました。

しかし、佐清は顔に
酷い怪我を負ってしまい
ゴム製のマスク姿です。

皆が本物の佐清なのかと
疑ったまま遺言書が開けられました。

犬神家の家宝である斧、琴、菊(全財産と全事業の相続権を意味する)は、次の条件のもとに野々宮珠世に譲られる

  1. 野々宮珠世は佐清、佐武(スケタケ・竹子の息子)、佐智(スケトモ・梅子の息子)の中から配偶者を選ぶこと
  2. 佐清、佐武、佐智が珠代との結婚を拒否、あるいは3人とも死亡した場合、珠世は誰と結婚してもよい
  3. 珠世が3か月以内に死んだ場合、犬神家の全財産は5等分され、5分の1ずつを佐清、佐武、佐智に与え、残りの5分の2は青山菊乃の息子・静馬に与える
  4. 珠世が3か月以内に死亡し、佐清、佐武、佐智のいずれかが死亡した場合、その分与額は青沼静馬にいくものとし、3人とも死んだ場合は犬神家の全事業、全財産は静馬が享受する

これには一同驚愕です。
珠世は
佐兵衛の恩人の孫というだけで、
犬神家とは血縁はありません。

確かに
「容易ならざること」が
起きそうです。

 

第二の殺人

菊人形佐武の生首がww
湖に血まみれのボートが見つかり、
胴体も発見されました。

前夜、珠世は展望台で
佐武と会っていたことから
嫌疑を掛けられます。

一方、胴体が見つかった近くの
「柏屋」という旅館に
復員服の男が泊まり、
血の付いた手拭いを
残していったという証言もでてきた。

 

佐清の手形

マスク姿の佐清には
依然として偽者疑惑があった。

そこで那須神社に
佐清が出征する前に奉納した手形と
照合することになった。

結果、
マスク姿の男の手形と奉納手形が一致、
本物の佐清と証明されたのだ。

ホッとする松子。
彼女も信じきってはいなかったのだろう。

 

第三の殺人

佐智は力ずくでものにしようと、
珠世をクロロホルムで
眠らせ拉致します。

まんまと空き家に連れ込むのですが、
何者かに妨害され、縛られる羽目に。

珠世は猿蔵に救出され、
事なきを得ます。

そのあと佐智を探していた金田一らが
彼の死体を発見します。

首には琴の糸が巻き付いていました。

 

斧・琴・菊

斧(よき)琴(こと)菊(きく)
「よきこと聞く」を表した言葉で、
佐兵衛の恩人・野々宮大弐
考えたものでした。

この言葉を表す三種の神器を作り、
犬神家の家宝とし、
犬神家の相続権をも意味していました。

そんな斧・琴・菊が
松子、竹子、梅子以外の者に
渡ったことがありました。

30年前、
50過ぎの佐兵衛は
18歳の青沼菊乃という女工との間に
静馬という息子をもうけ、
斧・琴・菊を渡してしまった。

それを知った松子たち三姉妹は
菊乃を襲撃し激しく折檻した。

「いつまでもおまえたちに、
よきことばかりは聞かしておかぬ。
今にその斧・琴・菊が
おまえたちの身に報いてくるのじゃ」
と、呪いの言葉を残し
菊乃親子は行方をくらましてしまうのです。

 

神主が発見したもの

那須神社の神主から
佐兵衛に関係するものが出てきた、
と金田一に知らせが来ました。

封印された櫃には
佐兵衛と野々宮大弐との手紙や
日記などが入っていました。

読み解いていくと
驚きの事実がわかったのです。

大弐・晴代夫婦の娘、祝子は
佐兵衛と晴代との間に生まれた娘であり、
珠世は佐兵衛と血のつながった
孫だったのです。

犬神家家系図2

第四の殺人

湖に逆さまに
突き立てられた死体が発見された。

顔が潰れていたので佐清のようだ。

「スケキヨ」を逆さまにし「ヨキケス」、
そして
半分を湖に隠し「ヨキ」、「斧」です。

スケキヨ謎解き

斧(佐清)・琴(佐智)・菊(佐武)と
30年前の菊乃の呪い通りに
なってしまった。

ところが死体の指紋が
先日取った佐清の手形と
合わないことが判明。

では、この死体はなのだ?

 

本物の佐清

佐清が警察に捕らえられた。
上着のポケットに
“連続殺人事件の犯人はすべて私、犬神佐清である”
と、走り書きが入っていた。

しかし金田一は
「彼は犯人ではない」
と言います。

では、誰が犯人なのか?

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犬神家の一族の犯人


犬神邸に一族が集まり、
佐清が警察から連行されてきます。

金田一が佐清に真実を話すよう
説得するが固く口を結んでいる。

佐清が身代わりになるほど庇う犯人とは―

母親の松子です。

佐清の話

引き揚げて来た博多で佐清は新聞で
誰かが自分の名を語り
成りすましているのを知ります。

この時、青沼静馬だとピンときました。

なぜなら佐清と静馬は
戦地で偶然に出会い、
お互いの顔が似ていることを
知っていたからです。

静馬を諭そうと
展望台の下で会っている時、
第二の殺人が起こります。

松子が佐武を殺してしまったのを
目撃した静馬は、

「俺がが佐清として
犬神家の財産を手にいれる。

身を引かなければ
母親がしたことを告発する」

と、佐清を脅したのです。

佐清は言いなりになるしかなかった。

そして静馬は
「おまえのおふくろを救うためだ」
と言って死体に隠蔽工作をした。

 

手形を押す時は
佐清と静馬は1日だけ入れ替わった。

第三の殺人の時も
佐清と静馬は目撃してしまうのだ。

静馬に命令され隠蔽工作をした佐清は、
身を引くため東京へ立った。

しかし第四の殺人で
静馬が殺されたのを知ると、
このままでは松子が疑われる、
自分が罪をかぶろうと戻って来た。

 

松子の話

松子は若林豊一郎に
遺言書の写しを取らせていたので、
彼女は遺言書の内容を
事前に知っていた。

珠世への憎しみからボートに細工して
溺れ死にさせようともしたが、
それに気付いた若林は
金田一に手紙を送った。

邪魔をする若林に
松子は毒入りタバコを渡した。

 

そして再会した佐清の顔が…

珠世に佐清を選んでもらうために、
佐武と佐智に死んでもらわなければ…

それなのに佐清ではなかった。
自分の息子だと思っていたのに、
よりによって静馬とは!

逆上した松子は静馬を殺し、
今度は自分で工作をした。

終わりに

罪を告白した松子は珠世に
「あなたは佐清が牢から出てくるまで
待ってくれるわね」
と尋ねます。

珠世は
「お待ちしますわ。
十年でも、二十年でも、
佐清さんさえお望みなら…」
はっきりと答えてくれました。

安心したのか松子はタバコを一服…
それには若林を殺した毒が!

犯人が自ら死を選ぶという、
後味の悪い結末となった。

―完―

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